スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

雪の日に

朝起きて、2階寝室の窓から下を見下ろすと、一面の雪景色。

庭に降りると、枝に蕾を一杯につけた梅の木も雪に覆われていた。
写真には写っていないが、純白の中の紅が鮮やかで美しかった。

120229_103006.jpg 120229_103247.jpg

どうも我が家付近の積雪は周辺より多めらしく、昼過ぎに最寄り駅までの坂道を5分ほど下っただけで、
車や屋根の上の雪の厚みは半分くらいに。

120229_120816.jpg

その後、駐車スペースから道路までの約5メートルの雪かきをしたところヘトヘト。
譜読みをする気力も湧かずに昼寝をしてしまった。
数年に一度でもへこたれるのだから、我ながら情けない。
毎週通っている長岡を始め、雪国に住まわれる方を尊敬する所以である。

せめて、一時の風情を味わうのみだ。

スポンサーサイト

VERDIのドック入り決定

我が愛器 SACDトランスポート dCS:VERDIのハイブリッドSACD盤読み取り不良の件。
(8~9割のディスクは読んでくれるのだが、いくつか大事な盤を読んでくれない)

一時は、DACのELGER PLUSとともに手放して、
ほどほどの価格の一体型の機器への買い換えも検討したが、
結局は、ヴェルディ温存ということになった。

第1に、運良く代替ピックアップの在庫があったこと。
運が悪いと、部品調達に数ヶ月掛かることもあるらしいが、今回は最短3週間で仕上がる予定とのこと。

第2に、手頃な代替機種が見つからなかったこと。
候補に挙がった輸入物、国産の新品は、予算の都合で手が出ず、
気になる中古も、下取り価格が見合わなかったり、
今後のメンテナンス体制に不安が残ったりと踏み切ることは出来なかった。

デジタル技術は日進月歩、かつてほどdCSの優位ではないのは事実だろう。
しかし、頼りにしているアドバイザーの1人、SACD開発担当者にも、
「とはいえ、まだヴェルディは侮れないよ。僕ならオーバーホールして使い倒す」
と背中を押されての決定となった。

数年は使えるだろうから、その間に新機種導入への体制を整えればよい。
オーディオを取り巻く環境に激変もあるかも知れない。

ピックアップが新調されれば音質もアップすることだろう。
となれば、善は急げ。
今週中には梱包、発送の手筈を整えることとしよう。

長岡の恩人逝く

長岡混声合唱団(旧・長岡第九合唱団)の初代団長・安達昭さんが亡くなられた。
詳細は不明。なんだか胸にポッカリ穴の開いたような気持ちだ。

安達さんに初めてお会いしたのは、1994年12月の「第九」公演。
私の初めての長岡訪問。
本来、テノール・パートのエキストラの1人として参加したのだが、
「ついでに合唱指導も頼む」と当時の合唱指揮者・郡司博先生に頼まれ、
本番直前の合唱指導をすることに。

その時、一瞬にして団と私は相思相愛となり、未だにレッスンに通わせていただいている。
安達さんには公私ともにお世話になった。
のどくろをご馳走になったり、家族を湯沢の別荘に招待していただいたり・・・。
音楽面では、毎年の定期公演は勿論、池袋、所沢などで歌った「第九」なども思い出深い。
安達さんのリーダーシップは素晴らしく、とても雰囲気の良かったことを憶えている。

ご勇退後も、奥様と共に、私たちの演奏会は必ず足を運んでくださり、
そのたびに温かな励ましのお言葉を頂戴した。
もう、あの「せんせい」と呼びかけてくれるお声の聞けないことが、とても淋しい。
謹んでご冥福をお祈りしたい。

なお、昨夜がお通夜、本日が告別式とのことで、駆けつけたい気持ちで一杯だが、
どちらもコーラス・レッスンの都合で見送らせていただいた。
後日、改めてお参りさせていただく所存である。

合掌。

挑戦なのだ

ひょんなことから、この春、かつてない挑戦をすることになった。
歯科医に「盲腸の手術をせよ」というような類のお話しで、
私に依頼する方もする方だが、引き受けた私もどうかしている。

とまれ、受験生のような気持ちで勉強しなければならない。

と、こんな大事なときなのに、我がシステムのSACDトランスポート(dCS:Verdi)の調子が思わしくない。
ハイブリッドSACDを読み込んでくれないケースが増えたのだ。
知人の情報によると、この機種特有の症状とのこと。

漲るテンションに水を差された格好だ。

いざというときに限って障害の立ちはだかることはよくあるが、これも試練なのだろうか?

機器を修理に出せば数ヶ月はCDを聴けず、
アップグレード・エクスチェンジ(Verdi→Paganini)をするほどの予算は毛頭ない。
しばらく、片肺飛行のような形になるが、立ち止まることなく、前身あるのみである。

ウィーンへ行こう!

6月にウィーンに行くことになった。
ウィーンの地を踏むのは、一昨年1月のシュテファン大聖堂に於けるモーツァルト「レクイエム」指揮以来。
お役目は、「第九」のコーラス指導である。

本番指揮は、桐朋学園時代の同窓生である飯森範親君。
一度仕事をご一緒したいと思っていたのが、思いもかけない形で実現する運びとなった。
当初、国内でのコーラス指導のみを引き受けるつもりだったのが、
本日の打ち合わせ席上、コンサート主催者から、現地への同行も依頼されたというわけである。

今回の旅は、自分の本番ではないという気楽さのある反面、
マエストロに満足して貰えるコーラスを仕上げなくてはならない、という責任も生じる。
大いに楽しみつつ、務めを果たしたいと思う。

演奏会本番は、本年6月19日(火) 19:30
会場は、懐かしのウィーン楽友協会大ホール(ムジークフェラインザール)
ソリスト、オーケストラは現地で調整中

旅程は、Aコース 6月16日(土)~21日(木) 
      Bコース 6月16日(土)~23日(土)〔ボンへのオプショナル旅行付〕


国内のレッスンは、都内にて、4月~6月出発までの日曜日のうちから5回程度。
終盤には、マエストロ稽古もあり。

6月といえば、現地ではとても良い季節。
前回のシュテファン公演は厳冬の時期だっただけに、その点も大いに楽しみである。


国際音楽親善交流協会
http://www.igmea.com/index.htm

(現地スケジュールなど、このチラシとは若干内容が変わります)

飯森範親オフィシャルサイト
http://www.iimori-norichika.jp/pc/



ぜひ、一緒に行ってみたいという方は、下記まで資料を請求してください。

株式会社エムセックインターナショナル
TEL:03-3406-1122
FAX:03-3406-1125
E-mail:info@mcec-inter.com 

(営業時間《月~金》9:30~18:00)

リュッケルトの詩による5つの歌曲

本記事は、筆者の事実誤認がありました。
読者に間違った情報を提供するのは申し訳ないので、記事を割愛させて頂きます。
誠に失礼いたしました。
なお、追記はそのままとします。

追記
さて、昨日お知らせした不良品の件のご報告です。
アリアCDさんのご報告から、「顧客からの不良品の報告が相次ぎ、​代理店がご対応中」ということが分かりました。私の場合は、タワ​ーレコードさんの在庫分より代替品をお送り下さるとのこと。ただ​し、某ショップのレビューにも指摘されていたように、今回は「見​た目では分からない瑕疵」のある可能性もあり、「再生してみるま​では分からない」という状況のようです。
小難での返品が大難を伴って戻ってこないことを祈るばかり。さて​さて、どうなりますか。

マイケル・ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団によ​るマーラー・プロジェクト

マイケル・ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団によ​るマーラー・プロジェクト
アナログLP23枚組 限定500組(最初の250組にティルソ​ン・トーマスの直筆サイン付)
届きました!!

120216_104256.jpg  120216_101754.jpg


演奏は白熱しつつも透明感を失わず、
我が国のソニーが全勢力を傾けて協力したという録音も超弩級の優​秀さ。
これほど、レンジが広く、混濁のない「千人」の録音も珍しい。
また、装丁も豪華なつくりで所有する歓びを満たしてくれる。

しかし、歓びも束の間。
盤面をチェックすると23枚46面中、致命的なものを含めてキズ​在りが6面。
その他の面も新品なのに指紋がベタベタ付着。

トップの理念、技術は超一流なのに、末端の作業員の教育レベル、​モラルが低いというのがアメリカを象徴しているかも知れない。
早速、返品交換の手続きを行ったが、購入先がタワーレコードでよ​かった。
海外のショップだとたいへんに面倒のかかるところだった。

この手のコレクター・アイテムは、少々割高でも、
リスク回避のために国内のショップを利用するべきと実感。

http://tower.jp/item/3012363/​The-Ultimate-Mahler-Collection-​on-Vinyl<限定盤>

120216_110031.jpg


なお、アナログ環境のない方には、SACDバージョンをお奨めし​ます!

シューベルト三昧

「美しき水車屋の娘」「冬の旅」「グレート」・・・。
シューベルト三昧で、いささか朦朧としてきた。

「冬の旅」では、ヘフリガー61歳のときの演奏(hf:デーラー)の素晴らしさを再認識し、
フィッシャー=ディースカウ23歳の(1948年放送録音)の完璧さに平伏し、
27歳(1952年放送録音)の圧倒的な表現力に驚愕した。
7種有る正規商業録音の中では、62年のデームスとの録音が好きかな・・・。

などなど、著書に何をどう書くか、何を書かないか、これから思案のしどころだ。

追記
先日、コメントいただいたEMIのSACD国内盤の音質が気になってきた。
執筆のための資料を買いすぎて、今すぐには手が出せないのだが、
シューリヒトのブルックナー「8番」「9番」、クレンペラーのドイツ・レクイエム、バルビローリのマーラー「9番」など、いろいろ気になるなあ・・・。
日本コロムビアのベーム&ウィーン・フィル来日ライブのブラームス「2番」、モーツァルト「29番」他も聴きたいところ。

なぜアナログか?

アナログ偏重は如何なものか?
という意見を度々頂戴する。

そこで、私の想いを述べておきたい。

理由は簡単で、「CDで評価してきた内容がアナログを聴いて覆される」
というケースが相次いだからである。
旧「クラシックCDの名盤」の初版を書いた頃には、まだCDしか聴いていなかった。
その後、アナログの世界に足を踏み入れ、その森の深さを知るに及び、
演奏家の息吹をより身近に聴いたり、録音エンジニアたちの丁寧な仕事ぶりを肌で感じられるようになり、
私の評価が一変したのである。
その原点を知らずして、CDで演奏の善し悪しを語るべきでないと悟ったのである。

私は、プロとして、なるべく演奏の本質に迫りたい。
そして、その感動を味わいつつ、読者に伝えたい。
という強い想いから、オーディオを徐々にグレードアップし、今日に至っている。
私のような無茶を読者にもせよ、と言っているわけではない。

別の角度から言うと、オーディオに無頓着な音楽評論家が多すぎるのではないか?
イチローがスパイクにこだわるように、プロなら再生機器にもこだわるべきではないか?
というのが、私の考えで、
「お前だけ良い音で聴いて、読者の環境とかけ離れすぎている」
というご意見には与しない。
もちろん、私の装置が唯一無二とは言わない。
いろいろな巡り合わせと、資金の範囲からギリギリの選択。その積み重ねが今のシステムを形成している。
オーディオは人それぞれ、人生の数だけ形があってよいのだ。

とはいえ、アナログが完璧なわけではない。

第1に、誰もがオリジナル盤を聴けるわけではない、ということ。
多くの場合、オリジナル盤の音質が後発盤より優れるわけだけれど、
もともと数は少ない上、稀少盤は驚くほどの高価になる。
粗雑につくられた盤であれば、CDを下回ることも多いし、過度な蒐集は生活を逼迫させる。

第2に、アナログ盤には、外周と内周で音質に差がある場合も多いし、
完璧なコンディションのものは少なく、ノイズを伴うケースが多いということ。

第3に、手入れが面倒。
度重なる盤面のクリーニング、カートリッジ交換の際の針圧の調整など、
いちいち面倒なことが多く、私のような無精者には辛い。

第4に、たいへんに場所をとるため、特別な収納スペースが必要。
さらに重量も半端ではなく、場合によっては床の補強が必要になる。
いまの日本の住環境を考えると、アナログを持てる人は少数。
我が家も例外でなく、同居する家族に多大な迷惑をかけている。

などの苦労から、アナログから解放されたら、どんなに楽だろうと思うことしばしなのである。

それでも、アナログを聴かざるを得ないのは、CDのフォーマットに限界があるからだ。
人間には聞こえないはずだとされる上と下の周波数がざっくりカットされているために、本当の感動の味わえないケースが多いのである。

最近、テレビがハイビジョン仕様になって、かつてのDVDを観ると色褪せて見えることが多いが、
その感覚に似ているといえば似ている。
DVDのフォーマットに限界がある以上、どんな高価なプレーヤーで再生しても、
安価なブルーレイに敵わないということになるのだ。

というわけで、SACDには大いに期待している。
マスターテープの状態さえ良ければ、アナログを凌駕する可能性は十分。
しかし、普及率に伸び悩み、特定のアイテムしかSACDとなっていない。
また、売れる数が限られるだけに、単価が安くならないという悪循環もある。

今後は、非圧縮&高音質による配信に期待したいが、
いまは資金難のため導入を見合わせているところ。
これが定着すれば、収納の問題も音質の問題もクリアできるし、
少数派にしかニーズのない音源が配信されるようになれば有り難い。









サヴァリッシュ&猿之助の「影のない女」(追記あり)

遅ればせながらサヴァリッシュ&猿之助の「影のない女」DVDを観た。
1992年バイエルン国立歌劇場の引っ越し公演、愛知県芸術劇場の柿落としライヴである。
市川猿之助による演出が大きな話題となってから、もう20年も経っているとは!

実に美しかった。
賛否の分かれる演出かも知れないが、私はこの美に全面的に酔いしれた。
歌舞伎を採り入れた衣裳、メイクが、この架空の島の物語をより大きな幻想へと羽ばたかせていた。
一目瞭然の美しさを文章として著すことは可能だろうか?
新著に向き合っている私に課せられた使命は重大だ。

NHKによる初期ハイビジョン撮影による映像とのこと。
せっかくの極彩色の舞台なのだから、いつかブルーレイで観たいものだ。

120206_230846.jpg

リヒャルト・シュトラウス:歌劇『影のない女』全曲
 皇后:ルアナ・デヴォル
 乳母:マルヤーナ・リポヴシェク
 皇帝:ペーター・ザイフェルト
 染物師バラク:アラン・タイタス
 染物師の妻:ジャニス・マーティン
 霊界の使者:ヤン=ヘンドリク・ロータリング ほか
 バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)

 演出:市川猿之助
 装置:朝倉摂
 衣裳:毛利臣雄
  照明:吉井澄雄
  舞台美術:金井勇一郎
  振付:藤間勘紫乃
 1992年11月8,11日 愛知県芸術劇場(ライヴ)


 


追記
と熱い想いで書き始めたものの、リヒャルト・シュトラウスのメイン原稿は宇野先生のご担当で、サブの私に与えられた文字数は僅か。構想の3分の1も書きたいことが書けなかった。ちょっと残念。

安川加寿子のドビュッシー

今日は、ウィーンから帰国されたバリトン歌手奥村泰憲さんと新宿中村屋でランチ。
奥村さんは、現シェーンベルク合唱団員であるばかりでなく、
ウィーンで音楽家として自立するまでの実績を積み上げながら、
昨年の震災・原発事故を機に、「祖国日本の力になりたい」との熱い想いから、つい数日前の帰国となった由。
私個人は、ウィーンでの演奏会の度にお世話になったり、
奥村さんの一時帰郷の折には広島を案内していただいたり、と親しくお付き合いをさせていただいている。
来る5月20日(日)倉敷市民会館に於ける「吉備の国混声合唱団定期演奏会」では、
フォーレ「レクイエム」(第2稿=ネクトゥー&ドラージュ版)でソロを歌って頂くことになっており、
共演を大いに楽しみにしているところである。

奥村さんとの2時間はあっと言う間に過ぎてしまったが、
東京に不慣れな彼を西武新宿駅までお送りした後、立ち寄ったのは勿論ディスクユニオン。

120202_183951.jpg


そこで目に留まったのが、「安川加寿子ドビュッシー・ピアノ音楽全集」という6枚組のLPボックス。
1975年の初版ではなく、1983年の再販(限定200組)である。
早速店内で試聴したところ、そのタッチの美しさと本物のフランスの香りに忽ち魅了されてしまった。
音質も極上だ。

遠山一行先生による解説に、「安川さんは、いうまでもなくフランス人と同じようにフランス語を話されるが、彼女の指もまた、鍵盤の上でフランス語をしゃべることができる。十代をこえてヨーロッパに出掛けた音楽家にはできないことである」とあるが、まさに筋金入りの本物だ。
こんなに素晴らしい先人のいたことを誇りに思うとともに最大限の敬意を表したい。
と同時に、その真価を知らないで過ごしてきた自分を恥じているところである。

なお、これらの録音は、4枚組CDとして発売され現在は廃盤中。
しかし、再販の予定もあるというから、その暁には多くの方に聴いて頂きたい。

新演奏家協会~安川加寿子記念会
http://www.shin-en.jp/kazuko_memory/index.html


プロフィール

福島親方

Author:福島親方

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
親方カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
ただいまの訪問者
現在の閲覧者数:
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。