FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

訂正あり チェリビタッケのブルックナー8 東京公演ライブ SACD対決

昨夜、第一印象から以下の記事を書きましたが、
一夜明けて、再度聴き直したところ、印象の異なる点があったので、追記します。

まず、アルトゥスの音が「身だけ」と書きましたが、
その分、音の密度の濃さと、生々しさがあることは事実です。
このズシリと腹に響くサウンドががシングルレイヤーの強みかも知れません。
一方、ソニーの音は、もう少し俯瞰した音で、全体のバランスの良さが光ります。
別の言い方をすると、アルトゥスの方は、ありのままの音。
ソニーは練り上げられた音。
例えば、前者では、木管のアンサンブルで個々の奏者の音を意識させられるますが、
後者では、アンサンブル全体を意識させられます。
つまり、録音芸術の高みとしては後者に軍配が上がりますが、
ありのままの生々しさも捨てがたい、というのが、改めての感想です。

ということで、この世紀の名演奏を2つのテイストで味わえることを歓ぶべきで、
簡単に優劣をつけてしまったことは反省しなければなりません。
この場を借りて、アルトゥス盤の制作に関わった皆さんに、お詫びを申し上げます。

自省の意味も込めて、昨夜の投稿は訂正しないまま、以下に残しておきます。


(以下、昨夜の投稿)
チェリビタッケのブルックナー8 東京公演ライブ
SACD対決 ソニー vs Altus !

結末は、予想に反して、ソニーの勝ちでした。シングルレイヤーのアルトゥス盤に期待したのですが、物事はそう単純ではありません。
もちろん、日頃、敬意を表しているアルトゥスの誠実な音作りはここでも健在で、これだけ聴けば、相当に立派な音です。しかし、ソニーがその上をいってしまった・・・。
例えてみるなら、ソニーの音に、林檎の皮と身の間の甘い蜜がたっぷり入っているのに対し、アルトゥスの方は身そのものだけ、という印象。響きの艶に差があるほか、弦楽器と管楽器のバランスや溶け合い方もソニー盤に一日の長があります。

音、映像ともに、ソニーとNHKの共同制作による収録ながら、恐らくマスターテープは別。さらにソニーの方は、後のレーザーディスク及びVHSの商品化に際して「独自の編集とリミックスが行われた」とのこと。となれば、ソニー vs NHKと言い換えた方がよいのかも知れません。
意外と思われた結果の秘密はここにありそうです。

因みに、ソニーのセットには、他に4番、6番、7番が収録されています。
先ほど、4番を聴きましたが、演奏、録音共に秀逸で、大いに感動しました。
ウィーン・ムジークフェラインの豊饒な音響空間が、この録音を魅力的なものにしています。
ソニーの財政的な理由によって、3番、9番、ミサ曲3番、テ・デウムなどの映像が残されなかったことが、惜しまれます。


548434_437804956309271_849528289_n.jpg
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

福島親方

Author:福島親方

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
親方カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
ただいまの訪問者
現在の閲覧者数:
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。