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訂正あり チェリビタッケのブルックナー8 東京公演ライブ SACD対決

昨夜、第一印象から以下の記事を書きましたが、
一夜明けて、再度聴き直したところ、印象の異なる点があったので、追記します。

まず、アルトゥスの音が「身だけ」と書きましたが、
その分、音の密度の濃さと、生々しさがあることは事実です。
このズシリと腹に響くサウンドががシングルレイヤーの強みかも知れません。
一方、ソニーの音は、もう少し俯瞰した音で、全体のバランスの良さが光ります。
別の言い方をすると、アルトゥスの方は、ありのままの音。
ソニーは練り上げられた音。
例えば、前者では、木管のアンサンブルで個々の奏者の音を意識させられるますが、
後者では、アンサンブル全体を意識させられます。
つまり、録音芸術の高みとしては後者に軍配が上がりますが、
ありのままの生々しさも捨てがたい、というのが、改めての感想です。

ということで、この世紀の名演奏を2つのテイストで味わえることを歓ぶべきで、
簡単に優劣をつけてしまったことは反省しなければなりません。
この場を借りて、アルトゥス盤の制作に関わった皆さんに、お詫びを申し上げます。

自省の意味も込めて、昨夜の投稿は訂正しないまま、以下に残しておきます。


(以下、昨夜の投稿)
チェリビタッケのブルックナー8 東京公演ライブ
SACD対決 ソニー vs Altus !

結末は、予想に反して、ソニーの勝ちでした。シングルレイヤーのアルトゥス盤に期待したのですが、物事はそう単純ではありません。
もちろん、日頃、敬意を表しているアルトゥスの誠実な音作りはここでも健在で、これだけ聴けば、相当に立派な音です。しかし、ソニーがその上をいってしまった・・・。
例えてみるなら、ソニーの音に、林檎の皮と身の間の甘い蜜がたっぷり入っているのに対し、アルトゥスの方は身そのものだけ、という印象。響きの艶に差があるほか、弦楽器と管楽器のバランスや溶け合い方もソニー盤に一日の長があります。

音、映像ともに、ソニーとNHKの共同制作による収録ながら、恐らくマスターテープは別。さらにソニーの方は、後のレーザーディスク及びVHSの商品化に際して「独自の編集とリミックスが行われた」とのこと。となれば、ソニー vs NHKと言い換えた方がよいのかも知れません。
意外と思われた結果の秘密はここにありそうです。

因みに、ソニーのセットには、他に4番、6番、7番が収録されています。
先ほど、4番を聴きましたが、演奏、録音共に秀逸で、大いに感動しました。
ウィーン・ムジークフェラインの豊饒な音響空間が、この録音を魅力的なものにしています。
ソニーの財政的な理由によって、3番、9番、ミサ曲3番、テ・デウムなどの映像が残されなかったことが、惜しまれます。


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