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聖ミヒャエル教会でのオーケストラ合わせ

聖トーマス公演は奇跡的な大成功でした。
日頃、聖トーマス教会聖歌隊を聴いている地元の聴衆から、
熱く、長い、スタンディングオベーションを頂けたことは、誇っても良いでしょう。

FACEBOOKには、道中の出来事も含め、随時書き込んでいたのですが、当ブログは写真のアップに手間がかかるため、現地での更新はならず、今となったわけです。ご報告の遅れたことをお詫びします。
では、以下、簡単に回想します。

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今回の旅はオーストリア航空にてウィーン~プラハ入りし、
鉄道にて、ドレスデン(車でのマイセン観光付き)を経由してのライプツィヒ入りとなった。
関西からのご参加組を取り纏めてくれた真木喜規さんとの道中も楽しかったが、
取りあえず、演奏会関連のことから。

演奏会前日の8月24日は、いよいよザクセン・バロック・オーケストラとの初合わせ。
緊張しなかった、と言えば嘘になる。
コンチェルト・ケルン、フライブルク・バロックオーケストラらのメンバーによって増強されたと聞くが、
日頃、ルセ、ヤーコプス、ヘンゲルブロックらと仕事をしている強者どもを指揮するというのは栄誉でありながら、下手をすれば見透かされてしまうだろう。

そうならないような準備はしてきたがつもりだが、こればかりは蓋を開けてみないと分からない。

しかし、キリエ冒頭を振り下ろした瞬間、すべての心配は消散し、歓びだけが湧き上がった。
何という美しい音色だろう。
自由に息づく通奏低音に乗せて、優美に歌われる弦楽器郡。
古雅な音色の美しさにも増して、歌心一杯の管楽器郡。
4小節の導入部を終え、長大な主部にはいると、アンサンブルの妙はいっそう美しく、
その作品への献身的な姿勢に胸打たれた。

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ただし、最初の演奏はあまりに軽やかであった。
そこで、指揮を止め、「私は、この音楽を『十字架の道行き』だと感じている。皆さんの足取りは少し軽すぎるので、やや重く、痛みの伴った音で弾いてください」
と言って、冒頭に返すと、その音はもうまるで違っていた。
このとき、オーケストラの側からも、この指揮者なら大丈夫だ、と思って貰えたのではないか?
と自負している。

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祭壇が狭いため、私が祭壇の壁を背に指揮をするという配置。
コーラスについては、オーケストラ代表(Vc)のハルトムート・ベッカーさんから「よく練習されているね」とお褒めの言葉を頂いたが、残響が豊かすぎて精密なアンサンブルとならなかったのはやむを得ない。
「聖トーマスにいけば、演奏はもっと簡単になるよ」というベッカーさんの言葉を信じることにした。

この日、ほぼ全曲を、1箇所の破綻もなく恙なく通せたことで、
自分の指揮と本番の成功への自信は揺るぎないものとなった。

あとは、街に繰り出してレコードを漁るのみである・・・。
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