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安川加寿子のドビュッシー

今日は、ウィーンから帰国されたバリトン歌手奥村泰憲さんと新宿中村屋でランチ。
奥村さんは、現シェーンベルク合唱団員であるばかりでなく、
ウィーンで音楽家として自立するまでの実績を積み上げながら、
昨年の震災・原発事故を機に、「祖国日本の力になりたい」との熱い想いから、つい数日前の帰国となった由。
私個人は、ウィーンでの演奏会の度にお世話になったり、
奥村さんの一時帰郷の折には広島を案内していただいたり、と親しくお付き合いをさせていただいている。
来る5月20日(日)倉敷市民会館に於ける「吉備の国混声合唱団定期演奏会」では、
フォーレ「レクイエム」(第2稿=ネクトゥー&ドラージュ版)でソロを歌って頂くことになっており、
共演を大いに楽しみにしているところである。

奥村さんとの2時間はあっと言う間に過ぎてしまったが、
東京に不慣れな彼を西武新宿駅までお送りした後、立ち寄ったのは勿論ディスクユニオン。

120202_183951.jpg


そこで目に留まったのが、「安川加寿子ドビュッシー・ピアノ音楽全集」という6枚組のLPボックス。
1975年の初版ではなく、1983年の再販(限定200組)である。
早速店内で試聴したところ、そのタッチの美しさと本物のフランスの香りに忽ち魅了されてしまった。
音質も極上だ。

遠山一行先生による解説に、「安川さんは、いうまでもなくフランス人と同じようにフランス語を話されるが、彼女の指もまた、鍵盤の上でフランス語をしゃべることができる。十代をこえてヨーロッパに出掛けた音楽家にはできないことである」とあるが、まさに筋金入りの本物だ。
こんなに素晴らしい先人のいたことを誇りに思うとともに最大限の敬意を表したい。
と同時に、その真価を知らないで過ごしてきた自分を恥じているところである。

なお、これらの録音は、4枚組CDとして発売され現在は廃盤中。
しかし、再販の予定もあるというから、その暁には多くの方に聴いて頂きたい。

新演奏家協会~安川加寿子記念会
http://www.shin-en.jp/kazuko_memory/index.html


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